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TREND SEMINAR BLOG
業界で活躍するコーディネーター、ディレクター、マーケッターの方が
ファッション、ライフスタイル、マーケット等について随時コメントします

2014.10.02 Thursday

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2013.09.19 Thursday

ロンドンコレクション Vol.2

もうミラノコレクションが始まりました。
でもその前に、ロンドンの新しい流れについて

今シーズンのロンドンでは
「クール・フェミニティ」や「カーム・フェミニティ」のように
静かな雰囲気の中で女性らしさを表現する
新しいフェミニンスタイルが登場。
透明感のある素材、立体的な飾り、そして花をテーマに
ファンタジックでクリーンな世界を
甘さだけではなく強さを秘めた
センシュアルムードいっぱいのコレクションが目立ちました。

特に注目しているのは、ErdemSimone Rocha

Erdemは、カラフルな花をモチーフとした
ドレスやスカートが得意のブランドですが
今回は白黒を基調に、素材の重ね感をさまざまな手法で見せているのが新鮮。
精緻な刺繍やジャカード、そこに存在感を高める羽根や花コサージュをプラスした
立体感のあるスタイル作りにクリエイションを感じます。
(奥行きのあるレイヤリングが鍵です)
ここで見ていただきたいのは、ブルゾンコーディネート。
レースやジャカード、羽根飾りを付けた表情豊かな素材感だけでも新しいのに
スカートやドレスの合わせ方が絶妙!
優雅なフルイドラインも素敵です。

Simone Rochaは、黒を多用したパワフルなコレクション。
革新的な素材を清楚なエレガンスに落とし込んだ前コレクションから進化し
ぎらっとした光沢やどきっとするフェティッシュさがスパイスとなった
レディクチュールが絶妙なバランスで刺激もたっぷり。
エレガントなドレスやコートにハイソックスを組み合わせるなど
ちょっとしたハードさや過激さが若々しく新しい! 

ではまた。 

2013.09.18 Wednesday

ニューヨークコレクション Vol.5

優しい花が咲き乱れるロンドンコレクションのなか
ニューヨークのブランドを再度紹介。

Kenzoのクリエーティブディレクターを勤める
Humberto Leon(ウンベルト・レオン)と Carol Lim(キャロル・リム)の
Opening Ceremonyです。
ニューヨークを拠点とするセレクトショップのオリジナルブランドが躍進中。
今回は、韓国の伝統衣裳のチョゴリとカーレースからのインフルエンスを
現代感覚に昇華したスポーティースタイルが等身大イメージで登場。
布を畳んで作ったようなオリガミテクニックや
クロスストラップ、シートベルト風のディテールなど
クールな印象をさりげなく取り入れているところが要注目。
アイテムでは、ニューヨークのデザイナーが多く取り上げている
バスケットボール選手が履くようなバミューダパンツや
ネオプレンのビッグTシャツにデザイン化したタンクトップなど
スポーツをモードに落とし込んだ二人の力がスゴイです。
頑張りすぎず、ほどよくスポーツエッセンスを取り入れるのが
来春夏の鍵ですね!
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布テクを生かした造形的なフォルムとパターンコンビが新鮮
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カーレースで使用するようなシートベルトがアクセント
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他のコレクションでも多く見られるクロステクニック

ではまた。


2013.09.17 Tuesday

ロンドンコレクション Vol.1

あっという間にロンドンコレクションが開幕。

個性豊かなロンドンコレクションで
気になる一人、J.W. Anderson
クリエイションの高い素材と造形的なテクニックを
余すところ無く見せた。
もともと彼は、1デザインを色違いで3体続けて見せるなど
コマ送りのような手法でショーを印象づけるのが特徴。
今回も彼らしいプレゼンテーションを入れつつ
より完成度の高いコレクションを披露。
特に、高度な技術に裏付けされた素材がスゴイ!
女性の体を半透明のオーガンジーで覆う今風のイノセントドレス
しなやかさと強靱さが共存するエンボスレザーのセットアップ
クモの糸を1本1本配置したような、デリケートタッチのキャッチーなアイテム
多層のスパンコールを使用したスカートなどが光ります。
また、ねじり、結び、被せなどの造形的なテクニックも
一段とアートチックになり
日常使いできるアイテムというよりも
彼が感じる時代の空気感に注目したいです。

J.W. Andersonとは対照的に見えるJonathan Saundersも面白い。
リラックス重視のニューヨークとは異なり
色柄に特化した現代風なスタイルが楽しい。
多彩な色使いと異素材コンビが
ショーを見たとき「うっ食べ過ぎ」と思わせるが
このコレクションには次の春夏へのアイデアが豊富に入っています。
スタジャンやジップブルゾン、カーディガン、シャツなどの主力アイテムに
さまざまな色や柄を加えたフェミニンスポーツの要素が凝縮。
ハーフ丈の軽いパンツやフワフワのスカートを合わせた
軽さのあるスタイリングがさりげなく光ります。

ではまた。  


2013.09.14 Saturday

ちょっとブレーク:Olympia Le Tan

昨日、新宿伊勢丹で「Olympia Le Tan(オランピア ル タン)」の
ミニプロモーションを発見。
今、パリやロンドンではガールズ系の新進ファッションデザイナーが続々登場。
その中で、ロンドン生まれ、パリ育ちのエスプリが光る
オランピア ル タンが人気急上昇!
伊勢丹3階のミニスぺーズでは、
この秋冬インスピレーション源になった本などが置かれ
彼女のクリエイションの原点を再確認。
(ヘミングウェイやフィッツジェラルドなどその他多数)
シーズンテーマは「サウンドオブミュージック」
赤のベルベットドレスから今風のロゴ入りスウェットまで
代表的なアイテムが見られましたが
なんと言っても有名なのはバッグ!
ブッククラッチやアンティークの小物入れのような(バッグのなかは超可愛いプリント)
ウィットに富んだアクセサリーバッグはファンタジームード満載!
手作りなので数も限定されマニアにはたまらないですよね。

今回、新ライン「Ex-Libris by Olympia Le-Tan
 (エックス リブリス バイ オランピア ル タン)を
JUNグループと共同で立ち上げ、
日本のヤング層に新たな「カワイイ」を仕掛けていくのでしょうか。

2014春夏のコレクションも注目していきたいと感じました。

ではまた。
 


2013.09.13 Friday

ニューヨークコレクション Vol.4

静かでリラックスした気分が漂うニューヨークコレクションで
異彩を放つMarc Jacobsのショーにびっくり!
なぜか見た瞬間、ヘンゼルとグレーテルのお話しを思い浮かべてしまいました。
ファーストルックの小公子スタイルから始まり
ビクトリアン調のダークエレガンスまで
春夏とは思えないような重々しいスタイルが圧巻。
前シーズンの近代的なエレベーターを背景としたモダンなスタイルから一転して
鮮やかなブルーの重々しいカーテン、廃材、インディアンのテントなど
暗いムードが立ちこめる重厚なコレクションが目を引きます。
スタイリングでは、装飾感の強い素材やヒストリカルなテクニックが
緻密に取り入れられ見応えのあるショーでインパクト大。
バイカラー使いの木版画風の植物柄(トロピカル調)と
インテリア調のタッセルやポンポン、メタリック光沢などを
効果的に取り入れたダークデコ・スタイルが話題を呼びそう。
シューズやバッグもスゴイ!
元はスリッポンのようなシンプルな形にポンポンやキラキラを付けた
スポーティなシューズと、サンダルやペタンコブーツでのミスマッチ感が不思議。
バッグもこってり装飾を付けた個性派が登場しています。
モデルの無表情感やうつろな目が、
暗い森の中へ誘うようなメルヘンチックなコレクションに圧倒されます。

ではまた。


2013.09.12 Thursday

ニューヨークコレクション Vol.3

スポーツやマスキュリンの流れが際立つ中で
今日は、注目したいアイテムをご紹介。

色、柄、テニクックなど楽しさや独創性の高いブルゾンが続々登場。
13春夏あたりから日本の市場においても
スウエットと並び一押しとなっているスポーティーアウターが
14春夏はキャッチーなアイテムとして要注目。

Alice + Oliviaのブルゾンは、黒地に大きなモチーフ使いで
存在感を出しながらカーディガンのように手軽に見えるところが魅力。
ショート丈のプリーツスカートなどを合わせ
キュートなプレッピー風スタイルに変身させるのが今年風なのですね。

3.1 Phillip Limのブルゾンは、コンセプチュアルな一点。
鉱物や鉱石の分割面のような
抽象的な柄を用いたビッグシルエットの大人ブルゾン。
オーガンジーに刺繍を施すなどクオリティーの高さが光ります。
(刺繍とは思えないような大きな面積)
スタイリッシュなパンツと合わせた最強のシティスタイルが見物です。

Tommy Hilfigerのブルゾンは、とにかくカラフル。
直線や曲線を生かした大胆なカラーブロックが圧巻。
元気いっぱいのスポーツエッセンスが会場を埋め尽くす中で
やはりジップブルゾンが目立ちます。
甘辛要素を抜かし、スポーツ一本槍なところが今シーズンの特徴。
スタジャンをアレンジしたようなデザインなのに
裾のリブを無くしたり、小さく目立たないようにしたり
都会的なイメージに仕上げているところがにくいです。

是非、ブルゾンに注目してください。 

追伸
14年秋冬のトレンドセミナーが昨日で終了いたしました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

ではまた。


2013.09.09 Monday

ニューヨークコレクション Vol.2

今シーズンのニューヨークは、
軽やかなシャツやプレーンなトップスと
繊細な素材を使用したしなやかなスカートが圧巻?
(まだ始まったばかりでした)
そう感じさせるリッラクス&センシュアルな流れが強いですね。
特にALTUZARRAは、昨年のワーク&エキゾチックを引き算し
都会的なイメージに仕上げたスタイリングが見事。
未来感覚を思わせるメタリカルな光沢と
メンズトラッド調のストライプ柄をスパイスに
リアリティの強いスタイルが勢揃い。
深く切り込んだスリットがドキッとする
ふくらはぎ丈のスカートにも注目です。

THAKOONもすぐ着られる!
と思うようなコンテンポラリースタイルがずらりと登場。
適度なフェミニンさで彩られたクリーンなスタイルは
日本のキャリアマーケットに影響を与えそう。

最後にALEXANDER WANG
スポーツエッセンスとスクールガール風の
若々しいルックスが新鮮。
ニューヨークのデザイナーの中でも
素材へのこだわりやカッティングなど
クリエーションが高いと評価されているWANG
今回はメンズのアウター素材やシャツ地を多用した
ポジティブなカジュアルスタイルが印象的。
私のお気に入りスタイルは、
白の別布を腰回りコンビネーションした
ゆったりサイズの膝下丈パンツとシンプルなトップスの組み合わせ。
白の別布使いは、テニスのスコート風スカートにも使われ
若々しいスタイルを強調していました。

ではまた。
 


2013.09.08 Sunday

ニューヨークコレクション Vol.1

いよいよ始まりました2014春夏コレクション。

まずはニューヨークから。
春夏シーズンらしく軽やかなスタイルがいっぱい!
その中で一段と輝くRAG&BONEJASON WU
クリーン&センシティブなスタイルをランウエイ一杯に繰り広げていました。
特に、RAG&BONEは前シーズンの複雑な重ね着から一転して
すっきりシンプルにまとめたスタイルが絶妙!
透け素材や光沢素材などの繊細な素材をミックスし
さりげない大人カジュアルを演出する手腕が見物。
深Vネックのチルディン風のニットとセンシュアルスカートの
しなやかスタイリングが私のお気に入り。
また、JASON WUもミリタリーエッセンスをモードに昇華した
しっとりとしたスポーティミニマルを披露。
ホワイトやエクリュの静かな色味からペールミントの淡い色
さらにネイビー、ベージュ、黒へとつなぐシックなカラーリングが印象的。
両者とも肩の力が抜け、エフォートレス気分が満載。

今日はもうひとつブランドをご紹介。
Erin BeattyとMax Osterweisが共同で設立したSUNO
ヴィンテージケニアの素材など
ユニークなプリントやファブリックを取り入れる
色柄楽しいカジュアルブランド。
今回はいつもより少しおとなしめな柄が多いですが
ジャカード、メタリック素材、スポーツディテールなどを絡めながら
現代風に仕上げたスタイルに注目しています。
目を見張るようなクリエーションと言うよりは
リアリティのある、でもアイデアに富んだアイテムが新鮮です。

ではまた。 


2013.08.31 Saturday

トランスジェンダーはありね

昨日も今日も残暑に見舞われ
この秋冬一押しの紡毛素材を使用したコートがかわいそう!
店頭では、すごく温かそうなシャギーコートやメルトンアウターをちらほら見掛けます。
(昨日は、淡いピンクとブルーのCARVENのコートをウィンドウ越しに見ました)
百貨店でもメルトンのアイテムやレザーを出して
秋モードにシフトしているのがはっきりわかるようになりました。

と、話がそれそうなので今日のお題に入ります。
この秋の立ち上がりや一押し商品を見て
うーんとヤング系でなければ
男女共用で着られるアイテムが多いなと感じたことです。
単に女性らしい香りがぷんぷんするのが少ないせいなのか、定かではないですが。
今人気急上昇のスウェットもコンパクトなシルエットではなく
男性の人も着られるようなふんわり系ですよね。
シャツもEQUIPMENTが新鮮に見え、メンズ風がかっこよく思えます。
男女の性差を超え持ち物をシェアする時代に突入ですかね。
でも来秋冬は「女力」が鍵だと考えています。
妖艶さとかグラマラスではなく
しっとりとしなやかに、そして楽しいことを素直に受け入れる
そんな女力が大切だとひしひしと感じています。

ではまた。


2013.08.27 Tuesday

14秋冬について

今日は2014年秋冬について

今、来秋冬へ向けてディレクション作業が大詰めを迎えています。

概ね方向性やストーリーはできているのですが
昨年、今年、そして来年、どのようにマーケットが変化したか
あるいは変化していくのか
わかりやすくお話しできるようにキーワードをピックアップしています。

ちょっと古い手段ですが雑誌で昨年と今年を比較してみました。
昨年は、ドルチェ&ガッバーナを筆頭に装飾的なファッションが注目され
全体的にファンタジックムードが満載。(レディライクスタイルが増加)
また、スポーツやジオトラッドなどの新しい芽も出現していました。

では今年は、
まず黒を中心としたダーク系とオフ白やグレーの温かみのある無彩色系が豊富。
スタイルでは、セリーヌ系のモダンミニマリズムと
ボーイッシュやジェントルマンというワードで見られるリアルなアイテム、などなど。
前回のブログでもお話ししたようにスウェット(トレーナー)を原型とした
新しいアップデイトカジュアルが多く取り上げられています。

実際、雑誌掲載の特集とシーズン終えての結果は異なることもありますが
手の届く贅沢感や遊び心を小技で表現する現実味のあるアイテムがいいのかも。

特に今年注目したいのは、
今まで苦手とされていたスポーティアイテムとフレアスカートの動きです。
また、スポーツに押され今ひとつ元気がないようなエレガンスの動向も。
今年はマスキュリンの流れが強いようなので
来年は今風の価値観で表現されたエレガンスが上がってくるでしょう。
(私の思い込みです)

ではまた。




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