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業界で活躍するコーディネーター、ディレクター、マーケッターの方が
ファッション、ライフスタイル、マーケット等について随時コメントします

2014.10.02 Thursday

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2013.10.22 Tuesday

2014年春夏プレタポルテコレクション 色と素材 2

NYコレクションの素材傾向です。
ポイントは四つ。
① モダンな高密度組織 ②スポーティメッシュタイプ ③ジャカード 
④光沢表現 が挙げられます。

①モダンな高密度組織
コンパクトなタフタ調やポプリン調が非常に多い印象。
フラットでなめらかで高密度、スポーティスタイルにマッチする質感です。
Thakoonのコンパクトドレスは高密度でハリのある素材感。
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Thakoon

②スポーティメッシュタイプ
昨年までの透明効果はレース中心でしたが、今年はスポーティスタイルととも
に圧倒的にメッシュ調の幾何学的な透け表現になりました。
ジャカード、トリコット、ラッセル、各種レースをメッシュ組織にしたものなど
様々な「穴あき」テクニックが使われています。
J.Crewはジャカード、Tory Burchはアイレット刺繍でメッシュを表現。
jcw_ss14_084.jpgbrc_ss14_110.jpg
J.Crew              Tory Burch

③ ジャカード
ジャカードはプリントにとって代わる勢いを感じます。
特に3.1 Phillip Limのジャカードはモチーフ、軽やかな配色などとても新鮮です。
古めかしさのないモダンな色使いはジャカードのような「古典技法素材」
にとって必須と感じます。
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3.1 Phillip Lim

④光沢表現
光沢は、つや素材とサテン組織が代表的でした。
Alexander Wangのミドリフトップは
シルク×合繊の交織やフィラメント複合と思われる、
シルキーで自然なつや感。
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Alexander Wang

サテンはMarc by Marc Jacobsが印象的。
70年代ロックスター調ジャンプスーツがイケてます。
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Marc by Marc Jacobs 


ではまた!
 

2013.10.22 Tuesday

2014年春夏 プレタポルテコレクション 色と素材 1

こんにちは!
大変ごぶさたをいたしました。
先週、2014年春夏NY&ヨーロッパコレクショントレンド詳報セミナーが終わりました。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
遅くなりましたが今日から各都市コレクションのカラー&素材傾向をお伝えします。
セミナーで伝えきれなかった注目点も挙げますので、よろしくお願いいします。

NYコレクションの注目カラーです。
頻出度がもっとも高いのは白。
昨年から継続のピュアホワイトです。
スポーティ、ロマンチック、エレガンス・・・様々なテイストも、まずは白。
ワンカラーコーデは継続ですが、小物は別色でハズしています。
クリーンな素材感が一層爽やかさを演出していますね。
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Alexander Wang

次に多いのが黒。
単品アイテムとして頻繁に登場しますが、全身黒コーデは以外と少ない。
やはり小物は別色を使ってヌケ感をつくります。
白黒をきりかえたデザイン的なバイカラー配色も減少しました。
今季はシンプルに黒を見せています。
thk_lb_ss14_028.jpg
Thakoon

注目はサマーダークを展開したMarc Jacobs。
6月のメンズコレクションで一大潮流となったダークトロピカルムードが、
ウィメンズコレクションでも登場しています。
ひとくせある暗い雰囲気のサーフカジュアルは凄く気になるテイスト。
ダークなボルドー&ネイビー配色も新鮮でした。
jac_ss14_061.jpg
Marc Jacobs


アクセント色はオレンジ、スカイブルー、レッド、ピンクなど。
J.Crewのオレンジ、Rag & Boneのブルーは爽やかで好感をもちました。
夏が待ち遠しくなる色です。
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J.Crew                   Rag & Bone

ではまた!


2013.10.15 Tuesday

コレクションを振り返って

2014年春夏コレクションが終了し
振り返る時期になりました。
そこで簡単ですが春夏の傾向をお話ししたいと思います。

今シーズンは、白がとても多くのブランドで取りあげられました。
クリーンな白、フェミニンな白、ワントーンホワイトが増加し
何ものも寄せ付けないピリッとした感じが伺えましたが
実はプリント(ジャカードや後加工もの)も豊富でした。
プリントが豊富と言うことは、
テイストにバリエーションがででいる、とも言えるでしょう。
実際、コレクションを分析すると
春夏定番の花柄やマリン調、
エキゾチックにロックまで(ロックはあまり柄ものはないですね)
柄物がたくさん出ていました。
そのなかで、出現率の多い白とは相反して
ダークトーンのトロピカルプリントが気になります。
メンズコレクションでも盛んに取り上げられ
春夏なのに、こんなにダークでいいの?なんてフレーズでしたが
レディストレンドでもボルドーやネイビーなどをベースに
ハワイアン風を含め熱帯地方のボタニカル柄が拡大していました。
私を含めセミナーのチームでも
スポーツ&プレッピーにトロピカルムードをミックスした新感覚サーフが
大きなトレンドになると考えています。

14年春夏は「スポーツ」をどう料理するか課題になりそうです。
ブルゾンでもいい、ジップや配色切り替えなどでもいい、
カラーでも、素材でも、さまざまな角度で
精査することがポイントに。
でもギャザーやラッフル、リボン縛りなど
ほどよい甘さをプラスすることも必要ですね。

jac_ss14_036.jpg
Marc Jacobsは、劇画タッチのモノトーントロピカル、みっちり感で着やすそう

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Tommy Hilfigerは、西海岸イメージのカラフル感、強めの色がポイント

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Aquilano.Rimondiは、トワイライトカラーと写実的な表現がマッチ

ではまた。 


2013.10.07 Monday

パリコレクション Vol.5

少し間が空いてしまいすみませんでした。
セミナー用の資料作りに没頭しておりました。

今日はPaul & Joeの爽やかなスタイルについて
このブランドはリアリティのあるスタイルを見せてくれるので
常にチェックしています。

今シーズンのPaul & Joeは、
着ていて楽だ、着心地が良い、ゆったりできるなど
今の私たちの気分をすべて表現しているような
そんな等身大のスタイルを次々登場させました。
特に、シャツやTシャツ型のブラウスと
ゆったりパンツのさりげないスタイルは、
ニューヨークコレクションとも違う味で
パリのエスプリ、フレンチカジュアルなのでしょうか。
はじめは、ホワイト&ブルーの少しメンズぽいスタイルから入り
ニュアンスのあるカントリータッチに移行し
ラストでは黒を挟み込んでモノトーンの大人っぽいムード。
コンセプトが云々などと野暮ったいことは言わず
今の気分を見てくださいと言わんばかりのショーが新鮮でした。
(パリはクリエイションのるつぼなので、このショーを見てホットしました) 
pjo_ss14_002.jpg
洗いをかけたようなヒッコリー風のシャツジャケットには
クリーンなホワイトパンツとレースインナーが抜群の組み合わせ
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ワイドストライプのシャツにかすれた花のプリントを合わせた
小粋なミクスチャーがほどよくていいですね
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モデルさんがほほえみたくなる気分が伝わる
着ていて楽しくなるようなコンビネゾン


2013.10.02 Wednesday

パリコレクション Vol.4

今シーズンのパリコレは意外性に溢れています!
今日は他のブランドのことをお話ししようと思っていたのですが
Louis Vuittonのファーストルックを見てびっくり!?
次々見るとコレクションのほとんどがブラキッシュ。
ニューヨークのMarc Jacobsがダークなマリントロピカルを見せつけたので
Louis Vuittonもダークイメージが満載だと思っていたところ
やっぱりでした!
頭には孔雀の羽のようなものが突き刺さり
パンキッシュなのか、インディアンの羽根飾りなのか
はたまたゴージャスなヘッドドレスなのか。
スタイルは、ビクトリアン調の装飾を基本に
タトゥのような装飾やだぼっとしたパンツを合わせるなど
ストリート感覚を強調したアバンギャルドエレガンス
と思えるスタイルが多く見られました。
後半に入るとラグジュアリーブランドの本領発揮。
ファー、フェザー、キラキラ装飾で固められたアイテムが
暗い会場で存在感を出していました。
アイテムでは、バイカーブルゾン、ミドリフ丈のジャケット、ペンシルスカート、
装飾たっぷりのデニムのクロップトパンツなど
カジュアルな着こなしができるものが揃っていますが
ほとんどがヒラヒラしたものやキラキラしたものが付いています。
今が何のシーズンなのか錯覚しますね。

2年前の春夏コレクションでは白のメリーゴーランドをセンターに配置し
甘くスウィートなロマンティックスタイルを打ち出したLouis Vuitton
今回は黒のメリーゴーランドと噴水が不気味さを演出し
まるでサーカスのような、夜の遊園地のような
不思議ワールドが印象的です。
(小林所感)

清々しいムードで、高感度ばっちりなPaul & Joeはこの次に。

ではまた。


2013.09.29 Sunday

パリコレクション Vol.3

パリもいよいよ後半戦に突入。

Christian DiorCarvenの楽観的なスタイルに注目です。
凛とした女性像を打ち出すディオールとコンセプチュアルなカルヴェンが
来春夏は、軽やかな気分を味わって!といわんばかりのショーを繰り広げました。

Christian Diorは、「不思議の国のアリス」から着想したのか
「Alice Garden」や
「Primrose Path」などのロゴテープや
フローラルプリントがキャッチーな感じでインパクト大。
特に、造花としか思えない薔薇の模様は
人工的な色と3D表現がマッチングして摩訶不思議!
また、アリスがウサギを追いかけ穴に落ちた話を連想させる
大きなホールディテールも可愛いですね。
(少しアクの強いネックレスなどもあり、シニカルな感じも)
ここで注目なのは、プリーツスカート!
色使いやプリントはオプティミスティックな印象ですが
なんといってもアトリエの技を見せつけるような
流麗でしなやかなプリーツスカートに目が釘付けです。
他のコレクションでもさまざまな素材や
手法で彩られたプリーツが見られますが
体を巻き込むようにサイドから流れるラインを作り出す
芸術と言っても過言ではないプリーツスカートを見て
Diorさすが!と思いました。
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カラフルな薔薇が目に焼き付きます
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歩くたびに美しいラインを見せつけるスカート

Carvenは、壁紙調の花柄、カラフル迷彩、ギンガムチェックなど
ヤングブランドに見られるような柄を
小気味よく取り入れたシンプルシックなコレクションが新鮮。
特に、ブルゾンやオーバースカート付きパンツなど
スポーティテイストが豊富で、フレッシュな気分が味わえます。
発色の良いグリーン、ブルー、ピンクと黒の組み合わせが
大人っぽいガーリーさを表現しています。
Carvenも細かな凹凸感を表現するプリーツを発表しています。
今シーズン、プリーツスカートは要注目ですね。 
crv_lb_ss14_008.jpg
ハリウッド女優を思わせるようなスポーティエレガンス(迷彩がカワイイ!)
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黒で引き締めた大人ガーリーなドレス(バッグもお揃いの柄)

ではまた。


2013.09.28 Saturday

パリコレクション Vol.2

ニューヨークで多く見られたクリーン&リラックスなスポーツエッセンスが
パリでは、一手間も二手間も加えたモードなスタイルで登場。
代表的なブランドとしてBalmainがあげられます。
前シーズンまでは、メンズぽさや厳つさが目立ちましたが
今シーズンは、スポーツエッセンスを基本としながら
軽やかで若々しいスタイルが豊富に見られ、新鮮味たっぷりです。
色は、白黒をベースにスカイブルーをアクセントにした爽やかなカラーリング。
(ベビーピンク&ブルーも差し込まれ柔らかさがプラス)
素材は、織り変化やキルトステッチのさりげない凹凸感と
技巧に凝ったデニムや透け効果のあるデリケート素材など
こだわりの素材が目立ちます。
Balmainらしいといえばそうなのですが
すべてが軽く、今までと少し違うカジュアル感がいい感じです。

以前ブログでお話ししたOlympia Le-Tanもスポーティなスタイルがたっぷり。
今回は、「セーラー」をテーマに船員や魚のプリントを
ピンナップガール風に表現したプレゼンテーションが可愛いです。
(50年代風のヘアースタイルがユニーク)
海軍のユニホームや水兵さんルックからイメージされたスポーティなアイテムと
ガーターベルトを使用したガーリーな脚もとがキュート!
白と青、白とピンクに、トリコロール配色など
わかりやすい色使いでリアリティ感もたっぷり!

ちょっとここでミラノのMSGMのスタイルをご紹介!
msg_ss14_014.jpg 
白シャツとプリントのレイヤードルック、シャツは他でも活躍
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異なる柄同士をバランスよくコーディネートしたスタイル
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メンズコレクションも何点か入っていました

ではまた。


2013.09.26 Thursday

パリコレクション Vol.1

いよいよパリですね。
注目しているデザイナーのひとりDries Van Notenから。

ひとことでは言い表せない見応えのあるコレクション。
昨年は、ダークトーンのチェックとフローラルプリントを
自由に組み合わせたスタイリングに魅了されましたが
今シーズンは、オムニバス映画のようにテイストが次々バトンタッチされ
シックな装いからデコラティブで表現力のあるスタイルまで、たっぷり堪能できました!
始めは、洗いをかけたようなリネンにピカピカゴールドのアクセントで
今年風のライト&リラックスムード。
次に、エスニックテイストが登場し、久々のDries!と思いきや
有刺鉄線の模様を入れたタウンスタイルへと移行。
さらにダークボタニカルのようなフローラルプリントで
今風のアイテムをずらりと揃え
クライマックスへ突入!
ビザンチンゴールドが眩しいジャカードかフクレ織りの贅沢な逸品と
フラウンスやラッフルで表現した花モチーフのようなオーバーデコレーションなど
存在感のあるアイテムのパレード。
見応えたっぷりで、すごいなと思えるのですが
落ち着いた色と、シンプルなアイテムが基本になっているので
ミックス加減がとても新鮮でした。

時代の変化に敏感で、あらゆることにアンテナを張っている
Dries Van Notenの崇高なクリエーション力に改めてリスペクトです。

ではまた。 


2013.09.24 Tuesday

ミラノコレクション Vol.2

Pradaは何を発信するのか
いつものことながらワクワク待っていると
大胆に描かれた顔、顔、顔。
今回は現代アート(ストリートアート)から影響を受け
大胆な構図と大きくクローズアップされた、いくつかの顔が超印象的。
黒を中心に強めの色と、スパンコールやビーズの刺繍で彩られた
パワフルなコレクションが見事です。
6月のリゾートコレクション(メンズと一緒)の時の
ダークトロピカル調は反映されているのかと探してみると
ちゃんとハイビスカスなどの南国の植物柄がありました。
(でもほんの一部でした)

ミラノは、トロピカルの風が吹いているのか
MSGMAquilano.Rimondiも取り上げていました。

MSGMは、ショー全体が明るい色とハワイアンムードで楽しさいっぱい。
もともと柄物同士を組み合わせるなど
オリジナティの高いブランドとして認知され、知名度も上がっているため
今回のリゾートタッチは日本のマーケットに影響を与えそう。
特に、何でもない白シャツと柄物のコーディネートは
白シャツのチラリズムが微妙で可愛い。
すべて柄物で構成するスタイリングや
適度なスポーツエッセンスもあり
見逃せないブランドのひとつですね。

Aquilano.Rimondiは、大人の女性を意識するようにジュエルカラーで表現した
トロピカル調の植物柄が多く見られた。
ポール・ゴーギャンのタヒチシリーズからのインスピレーションが大胆に描かれ
華やかさと表現力に富んだコレクションに注目です。
さらにカラーブロックやボーダー、ストライプの
ジオメトリック柄を上手に挟み込んた構成もバランス良く昇華され
モダンな雰囲気も感じられた。

ミラノは、スポーティさを取り入れたサンシャイントロピカルと
シックでフェミニンなムーンライトトロピカルが登場していますね。

ではまた。
 


2013.09.22 Sunday

ロンドンコレクション Vol,3

ロンドンコレクションの補足です。
今シーズンのロンドンは、透明感のある素材や花をモチーフとした
新しいフェミニンスタイルが登場してきたとお話ししました。
代表的なスタイルを何点か載せますので見てください。

Erdem
は、花モチーフをたっぷり付けたトレーナー風のトップスと
白シャツが絶妙に透けて見えるスカートの組み合わせなど
センシティブスタイルが多く見られた。
erd_ss14_038.jpg

Simone Rochaは、若々しいスタイルの中に伝統的なクチュールイズムを表現、
ハイテク素材の見せ方や技巧に凝ったテクニックが秀逸。
srh_ss14_042.jpg

Burberry Prorsumは、甘い色とロマンティックレースを多彩に表現した
女性らしいムード満載のセンシュアルスタイルが豊富。
bur_ss14_020.jpg

ではまた。


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