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業界で活躍するコーディネーター、ディレクター、マーケッターの方が
ファッション、ライフスタイル、マーケット等について随時コメントします

2014.10.02 Thursday

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2013.10.28 Monday

2014年春夏プレタポルテコレクション 色と素材 6

パリのカラー傾向です。

あらためて、ナチュラルカラーが
クローズアップされそうな予感。
Chloeのナチュラルカラーが気になります。
ブラウンベージュ、カーキ、サンド、ホワイト。
ナチュラルの一連としたブルーやブラックも登場。
クリーンでリラックスしたナチュラルカラーが新鮮です。
clo_lb_ss14_007.jpgclo_lb_ss14_028.jpg
二点ともChloe

やはり爽やかな白を基調にした配色で
印象的だったのがChristian Wijnants。
これまで紹介してきたオールホワイトのコーデも、ビビッドの展開も、
実は何年も継続している提案です。特に新しい傾向ではありません。
こちらは白を基調にブラウン、ブルー、イエローといった
「甘くない色」の組み合わせが新鮮です。
cwj_ss14_006.jpgcwj_ss14_040.jpg
二点ともChristian Wijnants

Celine が躍動感あふれる色と柄を登場させました。
今までのミニマルモダンな雰囲気からがらりと変化した
力強い色とスタイル表現に驚きます。
ミラノで見られた、原色のコントラスト配色を受け継ぐ潮流ですね。
cel_lb_ss14_006.jpg
Celine

NY、ロンドン、ミラノで見られた
ペール、白、黒ももちろん登場しています。
頻出したペールカラーはやはりピンク。
今回はBalmainがステキでした。
甘さとクールさ、大人と少女、どちらとも言える絶妙なペールピンクです。
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Balmain

白はNina Ricciが美しく印象的でした。
ロマンチックな甘さを包みこむ、穏やかな白。
プレスしたプリーツの質感、切り放しの始末の繊細さ、、、
デリケートな美を感じるスタイルです。
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Nina Ricci

黒はLouis Vuittonが圧巻でした。
ブラックステージにブラック装飾とブラックデニム。
年内で退任とされるMarc Jacobsの想いが込められたコレクションだったようですね。
随所にディープカラー使いのスタイルも登場しましたが
全体の印象としては「黒のコレクション」。
春夏の黒とディープは必須ですね。
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Louis Vuitton

ではまた!


2013.10.27 Sunday

2014年春夏プレタポルテコレクション 色と素材 5

ミラノの素材傾向です。

無地ジャカードが拡大しています。
ふくれ織り、昼夜サテン、アイレットジャカードなど
様々ですが、表情感をつける無地織柄が増加しました。
aqr_ss14_024.jpgjil_det_ss14_017.jpg
Aquilano, Rimondi                                       Jil Sander

光沢ではシルキーサテンが多いです。
しかもカジュアルアイテムにサテンが新鮮。
肉厚なダッチェスサテンも気になります。
No.21はアロハシャツ風の気軽なアイテムでサテンを展開しました。
n21_ss14_114.jpg
No.21

透明素材は手の込んだレース調表現が目立ちます。
FENDIでは繊細なレーザーカットレース、
刈り込んだファーをオーガンジーにボンディングしたものなど
高度なテクニックが目白押し。
その精緻な技術に息をのみます。
fen_lb_ss14_016.jpgfen_lb_ss14_045.jpg
二点ともFENDI

スポーティな素材も依然として登場しています。
トッズグループのブランドFayでは
ネオプレン素材のTシャツが登場。
fay_ss14_054.jpg
Fay
Fayは今シーズンからAquilano, Rimondi  がクリエイティブディレクターに就任。
今後のベンチマークブランドになりそうです。

最後に気になる話題をひとつ。
春夏なのにファーアイテムが増加しています。
PradaやDolce & Gabbanaで登場しました。
pra_lb_ss14_010.jpgdol_lb_ss14_020.jpg
Prada                 Dolce & Gabbana

ファーはNYでMarc JacobsやMichael Korsも提案していました。
昨年Celine で中敷ファーのビーチサンダルが提案されましたが
それに近い感覚?パイル感覚ということでしょうか?
ひとまず梅春アイテムの新提案と捉えています。

ではまた!

2013.10.25 Friday

2014年春夏プレタポルテコレクション 色と素材 4

ミラノのカラー傾向です。

サマーディープが拡大しています。
Aquilano, Rimondiのクチュール調サーフルックもディープ色が中心。
シルキー素材にのせたネイビー基調のトロピカル柄が、
大人っぽく背伸びしている女の子のイメージ。
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Aquilano, Rimondi

注目のMSGMは
スカイブルーとオレンジのコンビネーション。
夏らしい軽快な配色です。
msg_ss14_001.jpg
MSGM

立体モチーフのミニボトムも新鮮です。

MSGMは2シーズンのプレゼンテーションを経て
今季ランウェイデビューしましたが、
世界中の小売り店への卸ビジネスでは、既に順調に拡大中。
デザイナーのマッシモ・ジョルジェッティの新鮮な感覚に注目が集まる、
ミラノ期待の若手ブランドです。

大人のナチュラルディープが素敵なBottega Veneta。
ベージュ、カーキ、トップグレーなどのナチュラルカラーが復活しています。
定番色ですが、きれいな天然素材でさらりと自然体スタイルを見せています。
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Bottega Veneta.


気になる配色が登場しました。
PRADAに代表される、高コントラスト配色です。
明度ではなく、色相コントラストということに注目。
久しぶりに補色や対照色配色が登場しました。
PRADAはつねに「ダサかわ」テイストが根底にあるブランドですが
ナマな原色使いは洗練とは言いがたい大胆さと大らかさがあり、
今季のPRADAらしいガールスタイルです。
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PRADA

色相コントラストは、多く見られるテクニックではありませんが
PRADAがやっているという事実が、今後の広がりを予感させます。。。

ではまた!

2013.10.23 Wednesday

2014年春夏プレタポルテコレクション 色と素材 3

ロンドンコレクションのカラーと素材傾向です。

カラーではペールカラーがぐんと増えました。
Burberry ProrsumやChristopher Kaneではペールカラーが多数登場。
昨季のパステルよりもっと淡くデリケートな色調。
ミント、アイスブルー、ラベンダーなどのひんやりクールなペール色が新鮮です。
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Burberry Prorsum                                  Christopher Kane

白と黒も多く登場しています。
実験的な服作りに注目が集まるJ.W.Andersonのクリーンな白。
繊細でガーリーな雰囲気が持ち味のSimone Rochaも黒を数多く登場させています。
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J.W.Anderson              Simone Rocha


素材では様々な透明素材が見られます。
特に素晴らしかったのはErdemのレース。
様々な技法のレースを登場させていました。
フェミニン素材をブルゾンやラインパンツなどスポーティなアイテムで展開しました。
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二点ともErdem

Erdemのデザイナー、アーデム・モラリオグは2005年よりブランドをスタート。
キャサリン妃もドレスを着用する実力派です。


今回ロンドンで最も注目したのは
スポーツ合繊素材を洗練されたスタイルで展開したChristopher Raeburn。
スイスの機能性生地加工メーカー・Schoeller社のスポーツ素材を様々に使っていました。
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二点ともChristopher Raeburn

3Dエアメッシュ、シングルトリコットメッシュ、パラシュートクロス、超ブライトポリエステル等々。砂漠の航空写真のプリント柄は抽象柄風でさらっと大人の雰囲気。
どれもが非常に洗練され、しかもリアリティがあり素敵でした。

数シーズンのプレゼンテーションを経て、今季がデビューコレクション。
デッドストックのミリタリーアイテムのリメイクからブランドをスタートした彼は、
機能的な素材やアイテムの理解とこなし方が新人とは思えない巧みさ。
これから期待のデザイナーです。

ではまた!


2013.10.23 Wednesday

2014AW プルミエールビジョン

こんにちは!
9月17〜19日に開催された
2014-15秋冬プルミエールヴィジョン展(以下PV)に行ってきました。
以下そのレポートをお伝えします。
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★ 新フォーラム登場
今回は会場のフォーラム(分野別展示コーナー)の変更が大きなポイント。
性別カテゴリーが無くなりアイテム切り口が強調されました。
コーディネートを意識した新フォーラムも登場しています。
* Le Forum (分野横断の総合フォーラム)
* Evening Focus (ドレス系薄地、プリント、レース、ファンシーツィード等)
* Outer & Over (アウター、ジャケット、コート、ボトム等)
* Tops & Shirts (ジャケット、シャツ等)
* Tech Focus(アクティブスポーツ系)
* Style Focus(アイテムとコーディネート提案)
* Knitwear Focus (ニット向けヤーン&編み地提案)
* Wash & Dye (デニム洗い&加工)

特にStyle Focusは全く新しい試みとして、10のシルエットをイラストレーションで提示。出展素材でコーディネートしたアイテム提案をみせて、よりコーディネート展開を意識した構成を行っていました。
www_FD1_0879_1_image_lecteur_video.jpg
以前は総合フォーラムに素材が集中していましたが、今回は訴求ポイントも数量も絞り込みました。一方、各フォーラムが充実しメンズ/ウイメンズどちらでも発想できる自由度の高い提案になりました。

★ 今季のポイント
継続素材
① ウォームな紡毛タイプ(ウール&獣毛)
・ ダブルフェース(表裏で色・組織・番手にコントラストあるもの)
・ 起毛素材(モッサー、ビーバータイプ)
・ 獣毛素材(特にカシミアとアルパカ)

② フラット&コンパクト
・高密度組織 (タフタ、肉厚サテン等)
・肉厚ジャージー、ネオプレン系(ポンチ、ミラノリブ、ウレタンボンディング等)

これらは根強い継続傾向ですが、進化充実しています。
特にウールと獣毛系が充実。獣毛はカシミアとアルパカが増加した印象。
ただし日本では暖かすぎる印象があり、綿混・麻混で保温力を若干あっさりさせる必要ありと感じます。
全体に紡毛ベースですが非常にきれいで洗練されており、いわゆる英国調ツィードの硬さや粗野感は減少しました。外見は英国調でもソフトな感触。ファンシーツィードも意匠糸の形状や色数を抑え、大人しいシックな表現です。
フラット&コンパクトな梳毛タイプも増加しました。ただし二重織で、かっちりコンパクトな肉感があります。
このような「ボリューム、ハリ素材」の一方で、個人的に気になったのはトロみ・落ち感のある「ゆるっと素材」が静かに伸張してきていることです。

新規素材
① デシン、サテン系
② とろみジャージ(特に綿レーヨンのようなカジュアル系天竺。強撚ではなく)
③ 薄手ニットの拡大(特にジャージー&ファインゲージ)
背景として、ファストファッションで拡大したモード系スタイルが一段落し、西海岸のライフスタイル系リラックスアイテムの伸長を感じます。「ジェームス・パース」的なゆるっと系ジャージーの雰囲気はますます増える予感。日本ではすでにレーヨン混ニット&カットソーは拡大していますね。光沢感も再び増加し、レーヨン光沢やきれいめ細番シャンブレーなどが新鮮です。

★ カラーパレット(掲載不可のため文字でお伝えします)
カラーは大きく3列構成。
① ディープカラー列
ボルドー、ダークマゼンタ、ミッドナイトブルー、フォレストグリーンなど、暗く深い色調。最注目グループです。婦人・紳士・カジュアル・スポーツ通して人気一位はミッドナイトブルー(パレット色名はblue magma)。
ただし、PVカラーに黒はないので要注意。個人的には黒が依然として強いと思います。

② ナチュラルカラー列
ミディアムグレー、ベージュ、テラコッタオレンジ、アイボリー、グレイッシュラベンダーなど。多くが定番的ナチュラルですが、シルバーが1色あることに注目。アルミ箔のようなフラットシルバー。ナチュラル配色をモダンにする質感です。ミックスで使うのではなく、ナチュラル色のカシミアコートにシルバー加工のクラッチバッグを合わせるような、きちんと面積で使う感じです。

③ ストロングカラー列
赤、ピーコックブルー、マスタード、エメラルド、ローズピンクなど濃く鮮やかなビビッド&ストロング色。赤系が多いのが特徴。婦人服分野で人気一位はやや落ち着きのあるピュア赤(パレット色名being red)。気になるのはディープ&ダークカラー構成の一番目の列。暗い赤や紫系が頻出しました。

次シーズン注目色は 赤、ボルドー、マゼンタ、ディープパープル、紺、黒ですね。

★ 会場コンパニオンのユニフォーム
毎回工夫を凝らしたコンパニオンのユニフォーム。前回と同じベンシモンです。
今回はニットキャップも加わりました。
モデルをお願いすると皆にっこり♡ かわいいですね。
PV制服01.jpgPV制服02.jpg

ではまた!
 

2013.10.22 Tuesday

2014年春夏プレタポルテコレクション 色と素材 2

NYコレクションの素材傾向です。
ポイントは四つ。
① モダンな高密度組織 ②スポーティメッシュタイプ ③ジャカード 
④光沢表現 が挙げられます。

①モダンな高密度組織
コンパクトなタフタ調やポプリン調が非常に多い印象。
フラットでなめらかで高密度、スポーティスタイルにマッチする質感です。
Thakoonのコンパクトドレスは高密度でハリのある素材感。
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Thakoon

②スポーティメッシュタイプ
昨年までの透明効果はレース中心でしたが、今年はスポーティスタイルととも
に圧倒的にメッシュ調の幾何学的な透け表現になりました。
ジャカード、トリコット、ラッセル、各種レースをメッシュ組織にしたものなど
様々な「穴あき」テクニックが使われています。
J.Crewはジャカード、Tory Burchはアイレット刺繍でメッシュを表現。
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J.Crew              Tory Burch

③ ジャカード
ジャカードはプリントにとって代わる勢いを感じます。
特に3.1 Phillip Limのジャカードはモチーフ、軽やかな配色などとても新鮮です。
古めかしさのないモダンな色使いはジャカードのような「古典技法素材」
にとって必須と感じます。
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3.1 Phillip Lim

④光沢表現
光沢は、つや素材とサテン組織が代表的でした。
Alexander Wangのミドリフトップは
シルク×合繊の交織やフィラメント複合と思われる、
シルキーで自然なつや感。
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Alexander Wang

サテンはMarc by Marc Jacobsが印象的。
70年代ロックスター調ジャンプスーツがイケてます。
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Marc by Marc Jacobs 


ではまた!
 

2013.10.22 Tuesday

2014年春夏 プレタポルテコレクション 色と素材 1

こんにちは!
大変ごぶさたをいたしました。
先週、2014年春夏NY&ヨーロッパコレクショントレンド詳報セミナーが終わりました。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
遅くなりましたが今日から各都市コレクションのカラー&素材傾向をお伝えします。
セミナーで伝えきれなかった注目点も挙げますので、よろしくお願いいします。

NYコレクションの注目カラーです。
頻出度がもっとも高いのは白。
昨年から継続のピュアホワイトです。
スポーティ、ロマンチック、エレガンス・・・様々なテイストも、まずは白。
ワンカラーコーデは継続ですが、小物は別色でハズしています。
クリーンな素材感が一層爽やかさを演出していますね。
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Alexander Wang

次に多いのが黒。
単品アイテムとして頻繁に登場しますが、全身黒コーデは以外と少ない。
やはり小物は別色を使ってヌケ感をつくります。
白黒をきりかえたデザイン的なバイカラー配色も減少しました。
今季はシンプルに黒を見せています。
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Thakoon

注目はサマーダークを展開したMarc Jacobs。
6月のメンズコレクションで一大潮流となったダークトロピカルムードが、
ウィメンズコレクションでも登場しています。
ひとくせある暗い雰囲気のサーフカジュアルは凄く気になるテイスト。
ダークなボルドー&ネイビー配色も新鮮でした。
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Marc Jacobs


アクセント色はオレンジ、スカイブルー、レッド、ピンクなど。
J.Crewのオレンジ、Rag & Boneのブルーは爽やかで好感をもちました。
夏が待ち遠しくなる色です。
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J.Crew                   Rag & Bone

ではまた!


2013.03.27 Wednesday

2013AWコレクション 色と素材8

パリコレクションの

素材傾向4つお伝えします。

 

Celineに代表されるフェミニンなミニマリズムが登場し、

ソフトであたたか、ふっくらとしたバルキー素材に注目です。

デリケートに縮絨したフランネルや圧縮ニット。

柔らかな起毛のビーバー、モッサ。

カシミアをはじめとする軽く暖かな獣毛原料。

肌に心地よく、軽く、包み込まれるような素材です。

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Celine

 

さらに緻密に圧縮したフランネルタイプも登場。

ペーパーライクに薄く、高密度に圧縮したウール。

裾の始末も軽く、切りっぱなしのシンプルさ。

素材と仕立ての美しさにうっとりします。

セットアップも同様の薄手圧縮素材。

タートルネックの立体感、

ひざ丈マーメイドスカートの軽やかさに注目。

シンプルなのになんと素敵で新鮮なこと!

cel_det_fw13_052 .jpgcel_lb_fw13_005.jpg

二点ともCeline

 

三つ目のポイントは、メンズテーラード素材です。

各都市で見られた素材ですが

Stella McCartneyは正統的なピンストライプを様々に展開。

一見すると同じようなシンプルさですが

梳毛、紡毛、ニットなど素材ごとに巧みに

ストライプのピッチを変化させています。

smc_lb_fw13_003.jpgsmc_lb_fw13_009 .jpg

二点ともStella McCartney

 

 昨年浮上した重厚なジャカードは、

コーディネートが変化しました。よりカジュアルに、

日常着感覚で採り入れたスタイルが登場。

Dries Van Noten はメンズスタイルにさりげなく

組み合わせていました。

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Dries Van Noten

 

以上2013-14秋冬海外コレクションの傾向と注目点でした。

ではまた!


2013.03.25 Monday

2013AWコレクション 色と素材7

やっとパリにたどり着きました ;^^)

パリコレクションのカラー傾向です。

 

圧倒的に黒が多いのですが

全身ベタな無地黒は減り、黒のトータルルックでも

テクスチャー変化やマット×シャイン効果で

変化をつけています。

白を効かせたミックス効果もNYに引き続き多い。

Chanelの素材変化をつけた黒コーデと白黒トップミックス。

cha_lb_fw13_013.jpgcha_lb_fw13_003.jpg

二点ともChanel

ブルーのヘッドギアがアニメキャラ風。。。

 

そしてペールカラー。

CelineCarvenなどの、

トレンドに強い影響力をもつブランドでメイン展開された色です。

やわらかな圧縮ニットや獣毛系素材で

ふんわりとした優しいムードで展開。

Celineはクリームイエロー、Carvenはピンクが新鮮でした。

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Celine                      Carven

日本市場ではきれい過ぎるので、

少しスモーキーにくすませた方がいいかもしれません。

 

アクセントでは

ロイヤルブルーとレッドが多い。

CelineのロイヤルブルーとNina Ricciのレッド。

chl_lb_fw13_003.jpgrcc_lb_fw13_013.jpg

Chloe                                                         Nina Ricci 

出現率はまだ低いのですが

来年にかけて注目したいアクセント色はパープル。

今季多かったロイヤルブルーは

もともとStella McCartneyが数シーズン前から使っていた色。

彼女は優れたトレンドカラーセッターと常々思っているのですが

今季取り上げたのがパープルです。

マゼンタに近いものからヴァイオレット〜パープルまで

紫のバリエーションを展開していました。

アクセントに要チェック色です!

smc_lb_fw13_023.jpg

Stella McCartney

 

ではまた!


2013.03.24 Sunday

2013AWコレクション 色と素材6

ミラノコレクションの素材傾向

4つのポイントをお伝えします。

 

プラダの見せた

クラシックなツイードが印象的でした。

ビンテージやクラシック調素材は

プラダの得意とするところですが、今シーズンは

40年代調の素材と50年代調のシルエットで表現。

40年代は世界大戦前後の、物資が乏しかった時代。

スーツ素材は質実剛健なツィード中心で、丈夫で硬い風合いでした。

そんな垢抜けない雰囲気をうまく出しています。

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Prada

 

フラノ調の素材では、

アイロンの熱でテカリが出てしまったような

新しいアタリ効果・中古加工が登場しています(黒い素材はもっと目立っています)。

とっても新鮮で面白い後加工!

製品洗いによるシワ・ヨレ・色落ち効果が中心だった

中古加工の流れに、新しいアイデアが加わりました。

pra_det_fw13_022 .jpg

Prada

 

ソフトなフランネルやサキソニーなどの優しい縮絨素材、

モッサやビーバーなどの短い起毛素材も

継続しています。

毛足モノで新鮮なのは、

このカシウェア風なカットパイル調の表面。

シャギーもありますが、断然こちらの方が新鮮で

触りたくなるルックスです。

max_det_fw13_096.jpg

Maxmara

 

ニードルパンチが浸透してきました。

布と布を重ねてローラー状の剣山(ニードル)で叩く(パンチ)と

繊維同士が絡みつき、布が接結するというもの。

布帛全体に接結したものと、

装飾的に一部を接結したものが見られます。

これまではエッジーなブランドで見られた手法ですが、

今回はエレガンスブランドも採り入れています。

ニードルマシンを使いますが、基本的に量産に向かない

一点ものの加工という意味では、

クラフトの一手法として定着した印象です。

bot_lb_fw13_009.jpg

Bottega Veneta

 

ではまた!



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